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”あっぱれ~”…リハビリ後の成果
去年の夏、股関節手術後やっと痛みなしで歩けるようになった母。スキルフルの外科医、看護にあたる方々、リハビリ・整体師のエキスパートの皆様のお蔭です。又姉や特に従妹(エンジェル)が通院のお供をしてくださったり、周りのサポートなしでは考えられなかったのです。本当に温かい支えのお蔭で、ここまで来れたのだと、彼女の歩く練習のセッションを見学しながら改めて(目頭抑えてウルウル~)感謝の気持ちで一杯になりました。又毎日雨のも負けず、風にも負けず(宮沢賢治、尊敬の一言)歩く練習を実行した母の意志の強さと努力も讃えたいです。彼女からしてみれば、痛み止めの薬漬けを避け、寝たきりになってしまうのではと言った恐怖感、痛みから解放などインセンティブで挑んた手術。どうしようもない、他のオプションなしの状況を回避するにあたって、仕方なく強いられた手術であり…リハビリでもあり…嫌でも険しい道のりを超えて行くしかなかったとのこと。同じ手術を受けた方で母よりかなり若くても、まだまだ車イス生活から立ち直れず、お困りの患者さんも病室を共にしたので、心がいたたまれます。皆早く痛みから解放され彼方此方歩く自由を取り戻してもらいたいものです。

ここアメリカでも(30代でもう)股関節手術後、リハビリが十分でなかったせいか、数年後の今でも痛み止めの薬を打ったりでご苦労されておられる方が…ヨガ治療でもって、やっとかなり緩和されたようですが、たまに冷えると痛みが伴うとこぼしておられます。適度の筋トレ、(マストです)ストレッチ、有酸素エクササイズ後のスイッチオフタイム…つねに体を冷やさない、朝晩、血行を良くするがキーポイントですね。

A先生は理学療法士でおられ、PNFインストラクターでもおられます。アメリカの医療機関でも訓練を受け、アメリカ留学やアメリカでの医療機関での研修の経験を持つリハビリのエクスパートです。彼と病院のリハビリセンターの整体師さんとダブル訓練のおかげで、やっと少々歩けるようになりました。車椅子は卒業したものの、歩行器なしではバランスの面で見てられないほど危なっかしいので普段は歩行器で行き来してます。歩行器なしで歩けるまでは長い道のりです。でも車椅子の時点からと思えば凄い進歩。従妹の言葉をかりると”あっぱれ~”だそうです。

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病院にて保険適用範囲内でリハビリを受ける場合、日数制限があるそうで、例えば運動器疾患で150日、脳血管疾患で180日制限だそう。人によっては、特に体力の衰えたお年寄りですと、制限の日数を超えても、リハビリが必要だったり、もっとリハビリを受け足腰を強くしていかないと転倒などのリスクが避けられず…怖い。先生はそういったニーズに応じ、出張リハビリに来てくれるので高齢者や身動きが楽でない、母のような人にはありががたい存在の理学療法士さんです、A先生。又母も外から来る人の刺激を受けると励みになるようで…心も晴れ、ヤル気をだしてくれるようです。

私としては、身近にこういった問題を抱えている人がいるので、余計体の機能、解剖学、体と心の結びつきや健康のことなどにより敏感になり、研究旺盛になりました。BODY&MINDコネクションに物凄く関心がある今の私です。大学時代からOFF&ON続けているヨガですが、ただインストラクターをフォローしてアサナ・ポーズをとるだけで、その他に関してはまるで無頓着でした。やはり人間自分の不調や大事な人が不調を訴えると、どうやって完治するのがベストかと色々なメソッドを検討するものです。

さてPNF…Proprioceptive Neuromuscular Facilitationとは何でしょうか?A先生のサイトの説明によると: ”固有受容性神経筋促通法の略です。1940年代、アメリカにおいて神経生理学者と理学療法士により確立されたリハビリ手技のひとつです。筋肉や皮膚・関節などにある“センサー”をセラピストが徒手的に刺激し、一緒に運動していくことで、スポーツや病気による身体の各機能の障害を改善し、それに伴う痛みを軽減します。本来は主に神経障害の治療として使われてきましたが、現在では他にも腰痛、関節症、スポーツ障害といった整形外科的疾患など、幅広い分野で治療手技として用いられています。”

ご存知でしたか、理学療法士とは??

”病気や怪我が原因で身体に障害のある方や、痛みなどにより思うように生活ができない方に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図る手助けをする有国家資格者です。 なぜその痛みが起きているのか、なぜ動きにくいのか、その根本原因を探り、医学的知識に基づき改善を図ります。 病院や各種施設にてリハビリテーションやトレーニングに従事しています。”人間の寿命が延びるにつれ、彼の持つスキルのニーズがよりエスカレートするエリアであり、これからの益々の活躍を期待するスペシャリストなのです。このエリアがメデイカルとすると、ヨガはレクリエーションでもあり、人生のJOY・幸せにする、喜びをアップするエリアでしょうか。ダンスと音楽と融合すると相乗効果でより効果的かと思います。

有能な整体師や理学療法士に恵まれたおかげで今日の歩ける母がいるわけで、本当にありがたいものです。今回も去年の手術後も彼女のヨガの呼吸法を教えました。とても気が楽になり、肩や首筋のこりがなくなり、寝つきも改善され、普段は重たい足元も軽くなるそうで…指示が録音されたCDを毎晩の練習用に置いてきました。ただ一緒についてやらないと、やらないようで色々な口実(忙しすぎて…はっ?時間がない…など)を電話口で聞かされます。溜息…自分以外だれの世話もしなくてもいい今現在の母が忙しい?時間がない?これでは家族や人の世話に追われていた若い頃と全く変わってないではないですか。やはり彼女のような人は横に就いて指導しないとすぐ気がちり、継続していけないようです。せっかく成果に自分でも気がついたほどだったのに…残念。彼女の特別なコンデイションに適応してくれるグループクラスがあれば通ってほしいものです。高齢者にとっては見知らぬ初めてのヨガクラスはおっかないのでしょうね。わかる気がします。若い人でも気おくれするのかもしれませんが、自分の健康維持のためと心に決めまずは試すのが一番でしょうか。色々な流派やスタイルがあるので自分に合うものをミックス&マッチ、コンビでされてもカスタムでいいかも知れません。
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私は彼女とのセッションで貴重な経験を得ました。もっともっと彼女と過ごし、毎日の生活にヨガ法を自然に習慣として取り入れてもらいたいものです、…今回彼女を通して、ヨガがいかに人のライフスタイルの向上につながるか理解できました。    

そう、私のこれまで勉強した範囲で改めて思い直したのが…ヨガWORKSです。(WORKS=”は効く”)

寝たきりにならないよう、又つまずいても、少々の体の故障から手術など強いられても、体調に合わせたヨガセレピーで回復・復帰への道のりをサポートし、アンテイエージングを超え、エージレスなプロセスを試みるのです。ヨガはヘルシーな体を保つため、そしてあらゆる体の衰えに対応する、立派な予防法でもあるのです。キッズヨガ、シニアヨガ…そしてミドルヨガ…年齢層に合ったヨガが私たちを痛みや衰えから救ってくれると信じてます。又お気付きでしょうが、アサナ(フィジカルなポーズ)だけで無茶できるのは25才までだそうです。その後はもっとボデイーだけでなく、マインドにもケアが届くヨガ療法を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。きっと自分の内面の変化が感じ取れるようになると思います。
by Ananda-Balasana | 2013-12-18 02:24 | Yoga & Health
Certified & Registered Yoga Alliance Instructor:自然治癒力を高めるヘルシーライフ志向*カリフォルニア西海岸ジョイフル人生をCELEBRATE!全米ヨガアライアンスTT200+キッズ&アドバンスR&R認定トレーナー
by Ananda-balasana
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