サンフランシスコから渡るゴールデンブリッジは最初真っ白な霧に包まれ幻想的だったのですが(写真とれず残念)、視界がぼやけ手前の車が良く見えず運転し難そうでちょっとおっかなかった。でも途中から、上の写真でわかるように霧が薄れだんだんあたりに日が照り始め気温もぐっと上がり、父の日の休日にふさわしい陽気になってくれました。
Pt. Reyes StationはSFのフェリービルにも店を持つ評判のチーズ工房のオリジナル店、Cow Girls Creameryが目当てでもあり勿論寄ってチーズ数種類をゲット。こじんまりした店内ではデリ用チーズケースの回りに大勢の客がずらっと順番を待つ。ドライブ中ここに寄り作りたてのチーズ、デリミートと焼きたての歯ごたえがしっかりしたカントリー-アーテイサン-ブレッドなどを買ってピクニックに向うといった感じの家族連れの方々で賑わってました。実は知る人ぞ知る、Cow Girlsの他、この地域はチーズ工房がちらばり、ナパ定番のwine tasting・ワインテースティング式に、お薦めなのがチーズテースティング。チーズメーカー巡り用の地図などもばっちりあり、地元生産者側のチーズ作りに対しての情熱とプライドが伺えます。又このサンフランシスコからちょっと北方面の田舎の内陸はのどかな牧場景色…でもすぐに海も視界に入ってきて、そこで有名なのが海岸沿いの牡蠣養殖…チーズ、牡蠣、ワインといったグルメの楽しみの宝庫でもあるのです。もっと北に上るとキャンプ場が所々あり、解禁シーズンになると、アワビやウニ漁…レジャーとして潜るダイバーが集まるようで、この一帯、アウトドアー派にはたまらないのです。
さて今回の目的地は気軽に立ち寄れるIndian Beach。他の数家族と持ち寄りピクニックで父の日を祝いました。浜辺から簡単に楽しめるハイキングコースを発見。緩やかなコースを辿って行くと、所々こういった道しるべになるミニ掲示板が。たびたび立ち止り読みながら歩いていくと植物園のようで、かなり勉強になりました。学校の遠足向けなのかしら。昔ここら辺に住みついていたと伝えられるミオック インデイアン(Miwok Indian)。自然と対立せず、豊かな自然の中で賢く生きていたのだなと感心せずにいられず。山と海の幸両方に恵まれた地で自然と一体となって暮らしていたのだろう。ただの雑草とかそこら辺に生い茂っている植物ー野花とか鳥とか子動物の食べそうな実とかが実は彼らにとっては薬草であったり、実際インデイアンの食卓を飾っていたのであったり。いろいろの工夫をめぐらし大自然とハーモニーをとり暮らしていた後がいまだに残っているそう。昔この地域で自然に溶け込み暮らしていた先住民の知恵と力強さに敬意をはらわずにはいられない。
Heart's Desire Beach!とはなんて素敵な名前のビーチなのでしょう。ハイキングの終わりで待っているビーチは夢ある地名のHeart's Desire Beachー伝説の中からでてきたような地名ーあなたの思惑どうり、願いがかないますようにって、もしかしてインデイアン部落のヒーラーとかチーフがつけたのかと想像をめぐらせる。
海から帰りのドライブで夕飯にと立ち寄ったレストラン・パブスタイル バー。ところが予約なしだと1時間ぐらいは待たなければならないと言い渡され~がーん。特にバーの雰囲気が良かったので休憩をそこでとりたかったのですが、まさか飲酒運転になっては危ないかと今回はあきらめました。もっとリラックスできる時にでも戻れたらと思い又車に乗り込み帰路。あ~あの昔ながらのバレルから注がれるローカルHAND
CRAFTEDのビールをグッといきたかったな~
by ananda-balasana
| 2011-07-27 14:29
| Beautiful Place